幸せホルモンのオキシトシン

最終更新日 2024年9月15日 by iryou

髪を振り乱しながら育児に追われ早4年。

子どもも一人で大抵のことが出来るようになり、手も掛からなくなってきました。

そのせいか、気が抜けてしまい、生活のハリがなくなってきていました。

子どもが赤ちゃんの頃は毎日可愛くて頬ずりしたりチューしたりと、スキンシップを沢山とっていたのですが、4歳以上になると、子どもも恥ずかしがって嫌がるようになり、なかなかスキンシップを図れない日々が続いていました。

幼稚園で仕入れてきた知識を武器に、子どもなりに反抗もするようになり、最近はとにかくイライラして怒りっぱなし。

更年期かと疑いたくなってしまうくらい不安定な毎日でした。

主人とも触れ合う事がほぼ無くなり、完全にレス状態。

そんな有り様ですから、身も心も枯れてきていました。

そんなとき、テレビで幸せホルモン「オキシトシン」の特集がやっていたのです。

オキシトシンが分泌されることで、心の癒しになったり、幸せを感じるようになるという魔法のようなホルモンです。

カルナーキュアというサロンのハンドマッサージで、このオキシトシンが分泌されるみたいですね。

→カルナーキュアの店舗紹介/営業時間など

食べ物には含まれていないので、行動によって放出するしかないようです。

その番組を一緒に見ていた旦那に「オキシトシン出そうよ!」と冗談交じりに誘ったら、なんと久々のハグ。

驚きと嬉しさでちょっと照れました。

もしかしたらオキシトシンが出ていたのかも。

それからは、幼稚園帰りの娘と息子に無理やりハグしてみました。

最初は照れ隠しか、「きゃ~」なんて逃げ回っていましたが、娘はツンデレ風に「またぎゅーしてもいいけど?」と誘ってくるようになり、息子はまだまだ甘え足りないのかすり寄ってきました。

まだ幼稚園生の可愛い盛りですから、プニプニほっぺとスベスベのお肌が心地いいです。

きっと子ども達も触れ合いたかったのですね。

それからは、毎日ハグとチューは欠かさず行っています。

家族との触れ合いが、オキシトシンを分泌するきっかけになっているのだと思います。

今まで笑顔もなくほぼ無表情か眉間にシワを寄せながら毎日を過ごしていたのですが、今は微笑んでいる方が楽ってくらい表情豊かになりました。

子ども達も素直にスキンシップを求めるようになり、家族は円満。

以前は考えられなかったのですが、外出の時は主人と手をつなぐほどに。

子どもには茶化され、やきもちすら焼かれてしまうのですが、主人も私も幸せを感じています。

これからも、家族とのコミュニケーションを大切にしながら、触れ合う喜びを伝えていけたら、と思っています。