保育団体連絡会の概要・目的と活動内容


引用:全保連 取立て

保育団体連絡会とは

保育団体連絡会とはその設立目的として、誰もが安心して子供を生めて、産んだ子供を安心して育てられ、さらに親は自由に働き続けることができるように、子供の発達する権利と父母の働く権利、保育者が豊かな保育を実践できる権利の保障を求めで様々な活動をしている団体です。

前身は1969年8月に開催された全国保育団体合同研究集会が始まりで1978年に正式に結成された団体で全国の保育に関連する団体や労働組合、さらには各都道府県の保育団体連絡会などから構成されています。

その活動の中心は全国の保育士の待遇改善や、待機児童問題の早期解決、近年大きく様変わりしてきた幼稚園と保育所を一体化したこども園などの保育行政に対する提言や署名活動などが中心となっています。

政治的には日本共産党との関連が強く、日本共産党の支持団体の一つといってもよいでしょう。

毎年行われる全国保育団体合同研究集会では子育てや保育に関連し話し合う分科会のほか、保育や子育て、社会問題に関しての講演会やシンポジウムなどが行われています。

さらに小さな仲間という雑誌を編集しており保育に携わる人や、保育を受ける子供の保護者などに有料で販売しています。

小さな仲間には保育や子育てに関するトピックスをあげて解説などがなされています。

さらに関連する保育研究所からは保育などの関する刊行物のほかに保育情報という保育士や保育に携わる人たちなどを対象とした専門士も定期的に刊行しています。
 

引用:宮城保育団体合同研究集会 Twitter

保育団体連絡会の問題点

一方でその活動には問題点も指摘されています。

保育園だけでなく保育園の父母会などから集めた会費などが活動の資金源となっています。

保育園などによっては在園する園児の保護者に対する入会圧力や、各種の活動、署名などに参加せざるを得ない立場になってしまっている状況があるともいわれています。

保育団体連絡会の活動には賛同できないような保護者も、自分お大事な子供を預けている以上、表立って反対することは難しいですし、保育園にはシングルマザーもいます。

家庭のこと、子育てなどでただでさえ時間がないうえに、このような活動に参加しなければいけないような状況は大きな保護者への負担となりかねません。

さらに保育園や幼稚園の改革などでは基本的に反対の立場に立つことが多く、実際は保育に携わる人たちの既得権益を守る団体になってしまっているのではとの指摘もあります。

政治的な活動を教育の場に持ち込むことは認められません。

このような問題点も指摘されている状況であり、この点に留意しながらも保育の現場で働き人たちの待遇改善や地位向上などは必要なことですので、適切な形でのさらなる活動が今後の課題となるでしょう。