ヨガを始めるにあたっての注意点

❶取り組む3時間前までには食事を済ませておく

これからヨガを始めたいと思うのであれば、少しでもその効果を実感したいものです。
しかしどんなに基本的なことであっても、初心者は意外にも知らないことがたくさんあります。

より効果を実感するためにも、基本となることや注意点についてしっかりと把握しておくことが大切です。
まず最初にヨガを始めるうえでの注意点を把握しておきましょう。

まずは取り組む3時間前までには食事を済ませておきます。
さまざまなポーズをとることになりますが、この時のストレッチ効果が、内臓に負担をかけるケースも見られます。

そのため直前に食事をすることは、できる限り避けた方がよいでしょう。
できるのであれば空腹の状態が良いとされていますが、できることならば3時間前までには食事を済ませておくことが大切です。

食事は何を食べたかによって、胃の中で停滞する時間も異なります。
例えば炭水化物の場合には2時間から3時間、たんぱく質の場合にも2時間から3時間、しかし脂質の場合には4時間以上、消化に時間がかかることになります。

もしもステーキや揚げ物などの比較的脂質が多い食べ物を摂取した場合には、3時間ではなく、それよりも長めに時間をかける必要があるでしょう。
しかし普通に食事をした場合であれば、3時間程度を見てれば問題はありません。

❷体調に不安があるときには絶対に無理をしない

そして当たり前のこととはいえますが、体調に不安があるときには絶対に無理をしないことも大切です。
まず最初にその日の体調を確認しましょう。

もしも少しでもいつもと状態が異なるようであればやめておく勇気も大切です。
ヨガを行うとストレッチ効果が期待できますが、これにより筋肉や関節がほぐれる効果が期待できます。

しかし激しい腰痛などを伴っているのであれば、注意が必要です。
腰痛の原因としては骨盤のずれがかかわっていることもありますが、すべてがこれが原因ではありません。

様々な内臓疾患が腰痛を引き起こしている可能性も見られます。
このような症状だけではなく、どんなに些細なことであっても体調がすぐれないようであれば、無理をせずにその日は休息をとったり、病院で確認するようにしましょう。

そして近年ではマタニティヨガといって、妊娠中にヨガを行う人も多く見られるようになりました。
妊娠中のストレスを緩和したり、心に安定をもたらす効果が期待できます。

一般的には安定期にはいった4カ月以降から取り組むようにと言われていますが、妊娠4カ月が過ぎればだれもが取り組んでいいと決まっているわけではありません。

当然のことながら一人一人の妊娠の状態は異なります。
そのため産婦人科の医師に確認をとってから、取り組むようにしましょう。

❸呼吸を意識しながら行う

このような基本的なことがわかったら、さらに効果を高めるうえでのポイントを把握しておくことも大切です。
まず最初に呼吸を意識しながら行うようにしましょう。

呼吸を行うときには基本的に鼻で呼吸を行うことになり、腹式呼吸でゆっくりと深く呼吸をおこなうことが大切です。
どうしてもポーズをとることをばかりに重きを置いてしまうかもしれませんが、ポーズと呼吸を調和していくことが重要です。

特に初心者の場合には体の柔軟性もまだなく、ポーズによってはかなりのきつさを感じるものもあるかもしれません。
自分がきついと感じた場合には、ポーズの形や姿ばかりに意識が生きがちです。

中には苦しくて呼吸を止めてしまうケースもあるでしょう。
このような場合にはポーズをとることよりも呼吸を優先することをお勧めします。

さらにはポーズの中には体の柔軟性や筋力に応じて、初級から上級までかなりのものがあります。
初心者のクラスで上級のポーズを求めることはありませんが、個人により状況は人それぞれと言えるでしょう。

たとえ初級であったとしても無理な状態もあるかもしれません。
このような場合にはポーズを無理して行わずに、呼吸に意識を向けるようにしましょう。
万が一慢性的な腰痛を患っているなどの症状があるのであれば、事前にインストラクターに報告しておくことも大切です。

❹その日の体調や変化に意識を向ける

そしてその日の体調や変化に意識を向けることも大切です。
ポーズをとり体を伸ばす際には、自分が心地よいと感じる範囲でとどめて、自分の体の調子に意識を向けるようにしましょう。

いつも同じポーズをとっていたとしても、継続するにつれて少しずつ変化が現れてくるでしょう。
もしもいつもと違う感覚が悪いようであれば、なぜそうなっているのかを自分に問うことも大切です。

その変化を感じることにより、本来の目的となる自分との対話が得られることでしょう。
また、ヨガインストラクターの神澤光朗も注意を促していますが、初心者が特に勘違いしやすいものはポーズの見た目の美しさを重要視することです。

これは競うものではないことから他人よりも自分の感覚を大切にすることが大切です。
これらのことからわかるように、ヨガは人と比べるものではなく、自分の感覚を研ぎ澄ませて行うことであることがわかります。
自分のできる範囲で無理をせずに楽しく行いましょう。