ユニセフの歴史を知っておこう

ユニセフについて

ユニセフ(UNICEF)の英語の名称は、United-Nations-Children’s-Fund(国際連合児童基金)です。

これだけだとU、N、C、FでIとEが欠けています。

この理由は、ユニセフの元々の正式名称がUnaited-Nations-Internationar-Children’s-Emergency-Fund(国際連合国際児童緊急基金)だったことの名残です。

当時は戦争で被害を受けた様々な国(International)に、緊急(Emergency)に援助をするという意味が含まれていました。

しかし、今では緊急時に関わらずに活動しているので、1953年には今の名前になっています。

しかしすでに人々に親しまれていた名称だったので、今でもユニセフという名称が使われています。

ユニセフの歴史

そもそもユニセフが誕生したきっかけは、第二次世界大戦後に世界中で親や家を失って厳しい暮らしを強いられる子どもたちが大量に出てしまったためです。

そういう子どもたちを国際連合で助けようということで、ポーランドの人が設立を提案しました。

この時の名前はまだ国際連合国際児童緊急基金(UNICEF)で、のちにこれが今の国際連合児童基金の名称に変更されました。

当時の事務局長はアメリカ人で、子どもたちに薬や食べ物を届けるための活動を行なっていました。

そのあとの1953年になって今の名称に変わり、今では子どもの権利条約の中に掲げられた子どもの権利を守るための活動を職員が、世界中から集められたお金を使って行なっています。

日本でも第二次世界大戦後の1949〜1964年の15年間は子どもの食べ物や着るものに困っていたので、支援を受けていました。

日本への支援の総額は当時の金額で65億円にもなります。

第二次世界大戦後に子どもだった人たちに話を聞けば、実際に支援物資として送られた粉ミルク(脱脂粉乳)を飲んだということを聞くことができるでしょう。

ミルクだけではなくパンも送られて昼食を調達することができ、この支援のおかげで命拾いをした子どももたくさんいます。

戦争で被害を受けて住む場所がない、貧しくて食べるものがない、学べる場所がない、病院がなくて5歳になる前に死んでしまうという子どもたちは遠い存在に感じられますが、日本人も昔ユニセフの支援に助けられたということを聞くとより身近に感じられるようになるでしょう。

募金や広報活動などに目を向けてみると、世界の子どもたちの現状を知ることができます。

※詳しくは日本ユニセフ 寄付金